手洗いのコツ

アジアン系やエスニック系のファッションアイテムは、ナチュラルテイストでとってもかわいいです。
こだわり抜かれたデザインと素材の質感が、たまらないという方も多いのではないでしょうか。
しかし、その分扱い方を間違えてしまうと大変なことになってしまうこともあります。 特に、手洗い表記や色落ち注意の表記を見逃して、洗濯機で洋服にダメージを与えてしまった経験がある方もいらっしゃると思います。

こちらでは、そんなアジアン系やエスニック系のファッションを長く愛用できるよう、手洗いのコツをご紹介します。

準備するもの

手洗いの際に準備するものは、「手洗い用の洗剤」、「手洗い用の洗濯カゴや桶」、「脱水に使う洗濯機」です。
深さのある洗濯用のタライや桶は、ソフトな手触りで深さがありますので、ロングスカートやワンピースなどの大きめの洗濯物も楽に手洗いできます。

手洗いの手順とコツ

まず、洗う衣服が色落ちするかどうかを確認します。
アジアン系やエスニック系の衣類には、色落ちしやすいものが多いです。

色落ちするものは他の洗濯物と一緒に洗えないので、それだけで洗うようにしましょう。次に、洗濯表記を確認して、水の温度や洗剤の量を確認します。

素材によっては、水洗いがダメということもあるのです。表記に従ってカゴに水を溜め、洗剤を均等になるよう軽く混ぜたら、洗濯物を浸します。手洗いは、押し洗いが基本です。

洗濯機のようにかき回したり、伸ばしたり、洗濯物同士で擦れないようにやさしく押し洗いしてください。
また、濡れている洗濯物は自重で伸びてしまうので、つまんで持ち上げたりしないように気をつけましょう。

ある程度押し洗いが終わったら、水を換えて洗剤を落とします。洗剤の泡や水の色を確認しながら、出てこなくなるまで水を換えましょう。洗剤を落とし終わったら、脱水です。

洗濯機に入れて脱水する前に、洗濯物を押して仮脱水をしてください。斜めにした板の上や、手に挟んで、または畳んでタオルでくるむのも有りです。仮脱水が終わったら、洗濯機で脱水です。

伸びやすい素材や脱水で縮む恐れがある場合は、洗濯機の脱水モードが高速回転になったら5秒ほどで止め、もう一度形を変えて入れて脱水というのを水が滴らなくなるまで繰り返しましょう。
そうすることで、しわや伸びを改善することができます。
洗濯機で脱水をしたくない場合は、洗濯物が自重で伸びないように平干しにしてください。

アジアン系やエスニック系ファッションを好む方は、ぜひ手洗いのコツを押さえて、服を大切に洗ってみてください。